uniqlo

1: 海江田三郎 ★ 2016/01/30(土) 07:40:10.50 ID:CAP_USER.net
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20160125/Allabout_20160124_9.html

「ユニクロ」が所得が1000万円以上の男性にも支持されているという意識調査結果が出たそうです。
リーズナブル価格で知られる「ユニクロ」ですが、高所得層が選ぶ心理は分かる気がします。

「ユニクロ」の商品を貫く合理性は、合理的な思考を好むエグゼクティブ層の発想に通じるからです。
プライスだけで判断しない大人男性にとって、「ユニクロ」の服を買うという行為には、単に「服を買う」という以上の意味があるように見えます。

服を買う動機には「カッコよく見せたい」「必要だから」など、いろいろとありますが、ポジションも自意識も高い男性の場合、「自分好みに着こなしたい」という気持が強いようです。

服は人柄を示すものではありますが、主人公はあくまでも自分であり、服に語らせすぎたくないと考える人は少なくないようです。そういう男性にとって、「ユニクロ」はハンドリングしやすいパーツと映ります。
「ユニクロ」の服は、着る人が自在に操れる「パーツ」として最初から設計されているので、
着こなしの自由度が高い点は大人の男性にとって扱いやすいと感じられるようです。デザイン性が高い服は、コーディネートやシーンを選んでしまうところもあり、パッと引っつかんで着る……というわけにはいきにくいものです。

品質と価格、素材、縫製、耐久性などの総合点でバランスが優れているという点でも購入の意思決定を促す力を持っています。
定番商品が多く、継続買いがしやすいところもあります。ロングセラー商品は買い足し需要を意識してデザインされていて、「いつでも補充できる」という安心感を与えてくれます。

その意味で言えば、電気やガスのような社会インフラに近づいていると言えるかも知れません。
スーツや革靴のような、「ユニクロ」が軸に据えていない商品は別のブランドで揃え、生活のベースになるような必需品的アイテムは「ユニクロ」に任せるといった役割分担、棲み分けは、新たな選択肢になっていると見えます。

佐藤可士和氏は「ユニクロ」の本質を「美意識のある超合理性」と言い表しています。
場当たり的にそのシーズン限りの服を店頭に並べるのではなく、素材の開発にまでさかのぼって「筋の通った」商品性を突き詰め、納得して身体を預けられる服を提案する「ユニクロ」のアプローチは、ビジネスシーンで日々、数字や結果と向き合い、合理的な判断を迫られるエグゼクティブ層の共感を引き寄せているのかもしれません。

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